2020.5.26 【加筆・編集しました】
このブログは、
『 体の幹から整えて、体つきも顔つきも変えていく【❺】スキル化する 』
の続きで、全文を❶〜❽に分けてあり、その【❻】です。
トレーニングの質やプランニング、コーチングに興味がある方は是非読んでみてください。
アドリブスキルを磨く
理想やゴールを目指す指針になるのが、セルフプランニング
プランニングに沿って行動する原動力になるマインドセット
状況に応じて臨機応変に対応しながらもプランを進めるアドリブスキル
無駄な判断を省略して行動を継続するためのルーティン化
行動の質を高めていくための行動後のレビュー
どれも欠かせない要素で、これを繰り返しながらゴール(目的や目標)を目指します。
アドリブ
アドリブスキルとは、即興指導力のことです。
アドリブとは、ad libitum 【 アドリビトゥム 】の略であり、
元々は、自由に任せるを意味する音楽用語ではインプロ(インプロヴィゼーション)とも
呼ばれています。
立てたプランニングやその日のテーマに沿って、大筋の方向性はゴールは意識しながら、
それに捉われ過ぎず機敏に心を働かせて、ハプニングやトラブルに臨機応変に対応していく。
俯瞰の眼で観察して達成度を見極めたり、適切な判断をしながら軌道修正して柔軟に
対応していく現場対応する力が即興指導力=アドリブスキルです。
アドリブスキルが高くなると
⭕️ 想定外に強くなり、思考力が柔軟になります。
⭕️ コミニュケーション能力や自発性、集中力が高まります。
⭕️ ハプニングや想定外の出来事でも臨機応変に切り抜け、本番に強くなります。
⭕️ 今、この瞬間に集中する力が高まります。
⭕️ 目配り、気配り多くの気づきにつながります。
冷静に俯瞰して分析することで、人目も常識にも捉われず自由なのにブレがない指導、
方向性を間違わない正しい努力ができるのです。
レビューすることで成長する
人間は忘れる生き物です。
失敗したことやミスをそのまま放置したり蓋をするのでなく、
なぜそうなったのか? レビュー(振り返る)ことで成長します。
行動するから失敗も成功もして、失敗しても振り返ることで学びがあり、
行動するから未来が変化していき、変化を感じるから行動力やモチベーションが高まり、
行動する量によってセンスが磨かれていく。
行動するレスポンスもそれを継続するのも自分の価値観(マインドセット)がカギになります。
行動とレビューをセットで考え、行動したら振り返って
〝どうしてそうなった〟のかを、よく考える。🤔
自分自身のレビュー、仲間のレビュー、対象者のレビューなど
自己評価と他者評価の両面から原因を深掘りしてみる。
耳が痛い、心が痛むようなホンネの他者評価を積極的に求め、それを受け入れながら
修正・改善して次に活かしたり行動をアップデートしていく。
学ぶスピードが遅い大人の学びには基本的に痛みが伴い、
耳に心地良い内容よりも、思わず逃げたくなるような心の痛みを感じる
ことでインプットされやすくなります。
人は適度なストレス下や不快適な状況下の方が、学びも成長もスピードアップするのです。
良薬は口に苦し
『 江戸いろはかるた 』のひとつ
良薬口に苦し忠言耳に逆らう とは、孔子の言葉です。
良薬は口に苦いけれど病に利あり。
(良薬は苦いが飲めば病気を治してくれる)
忠言は耳に逆らえども行いに利あり
(忠言は聞きづらいが、行動のためになる)
👉 身のためになる忠告ほど聞き入れ難く素直に受け入れにくいということです。
ということで、❻はここまで、❼へと続きます。
引き続き是非読んでみてください。
このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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